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カメラは武器だ.....岡村昭彦


岡村昭彦(おかむら あきひこ)

1929年1月1日 名門に連なる海軍将校の長男として生まれ、47年東京医専中退、戦後の混乱期を様々な仕事をして乗り越え、34歳の時に初めて南ヴェトナム戦争を取材、翌「LIFE」に南ヴェトナム戦線での写真が9ページにわたり特集されて一躍世界のOkamuraとなる。

65年「南ヴェトナム戦争従軍記」はベストセラーとなり日本人を東南アジアの戦争へと眼を向けさせた。

その後、2度の長期間の南ヴェトナムの入国拒否にあいながらも、北アイルランド紛争、ビアフラ戦争、エチオピアの飢餓などを取材、その他数々の正解史の現場に立ち、国際フォトジャーナリストとしてカメラとペンにより我々はどんな時代に生きているかという観点から、21世紀にも未解決の戦争と平和の問題を鋭く訴え軸けた。

フリーランスとしての生涯は常に弱者の側に身が置かれており、晩年は生命倫理やホスピスに取り組んでいたが、1985年3月24日敗血症のため死去。享年56歳。

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