緩和ケアの三つのポイント

 

1. がんによる痛みなどの辛い症状を十分に取り除いてあげること。
ホスピスでは先駆的な取り組みがなされ、
ほとんどの痛みは取り除けるようになってきています。

 

 

2.患者さんとのコミュニケーションを大切に。
治療が望めない患者さんに接することに
医療スタッフも家族も友人も、無力感を味わい戸惑います。
何を話していいのかわからなく、会話は少なくなります。
こういう時にこそ、患者さんは誰かとの触れ合いを求めているのに、
その相手がいなく孤独な気持ちはますます強くなります。

十分なことはできなくても、「私たちは患者さんのそばにいることができる」
という気持ちが大切なのではないでしょうか。
（ここでは医療関係者と共に、市民ボランティアの存在も

大変重要な意義をもってきます）

 

 

3.家族のケアです。

家族も患者さんと同じ様に悲しみに包まれてます。

家族をもケアの対象にしていくところは今までの医療になかった点です。

（ここでもボランティアの存在がかかせません）